症状
2、3歳から小学校低学年くらいまでの子供に多く、細菌がのど(咽頭、扁桃腺)に感染し、のどの痛みや熱がでます。唾液で感染するため、他人に容易に感染します。手足に発疹が出る場合があります。熱は自然に下がりますが、1~2週間後に再び発熱することがあります。口の中は写真のような状態になります。
治療方法
検査を行ない、検査結果が陽性(のどが溶連菌に感染している)であれば、抗生物質を10日~14日服用して頂きます。服用をしっかりと行えば、数日中に熱が下がり、のどの痛みも消えます。ご兄弟に高率にうつりますので、症状がなくても予防の薬を出すことがあります。
気をつけていただきたいこと
抗生物質は必ず、医師の指示通りに服用してください。中途半端に途中で止めてしまうと、細菌が残り、心臓や腎臓が悪くなることがあります。少し良くなったからと言って油断せずに、確実に細菌を退治することが重要です。14~30日後に尿検査を行い、腎臓が大丈夫かを確認します。